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だいぶ昔のことです。
自分が国家機構にとがめられてピアスの穴開けを禁じられてほどなくの話です。
我が店ではピアスの販売とともに、穴あけのアドバイス、穴の位置(図を描いたり、ペンでマーキングも)決めもしていました。自分でまたはお客様の身内が針刺しを行う場合はウチの場所、設備をお貸しすることもあったのです。
 あるお客様が、針刺しをしてくれる知り合いを連れて行くので、そこで(我が店)で穴あけをしたい、という依頼。ピアスは当店で購入、穴の位置も私がマークしました。おへそです。
その開けてくれる人は、他のピアスショップで働き始めて、何度も穴あけ経験あるらしいと。今回はその人に頼んで連れてきたと。それなら、どうぞ設備は使ってください。軽く説明の後、立ち会わずに席を外していました。
 穴あけの後、見たら私の付けた下の印よりもずっと上、浅い位置から刺してる。上はまあ少し左右のずれはあるけど許容範囲として、でも全体的に浅い。11mmのピアスが半分とは言わないまでも1/3はシャフトが余っている。 はあ??
 へそは排除が起きやすいので始めから浅く開けるのは得策でないと私の持論。
私としては、何でマーキングを無視(下は意図的に無視)したのか、それではウチで開ける意味がないではないか!勝手にやればいいではないか。せめて、マーキングが不服なら説明(お客様にまず言う。さすれば私が呼ばれて話し合いになるではないか)の機会があるはずだ。必要ならディスカッションあっていいはず。最終的にはお客様の判断(どちらの提案を取るか)であるが、他店までやってきて(いくらお客に頼まれたとはいえ)設備借りてマーキング無視とは、同業者に対して礼儀も仁義もリスペクトのかけらもない奴だな。
 本当はお客様の前で、済んだピアシングのことを批判するのは良くないのだが、ちょっとこのままでいいか悩んだが、言わせてもらった。 どういう理由でこの位置になったのか? そりゃあピアッサーの考え見立てに多少の差(センス?)はあるだろうが、あんたの先輩からそう教わったにしても、他流試合の場合は礼儀ってあるのがわからんか? とにかくなぜマークに疑問異論があるなら確認しなかった? 「自分の教わったのは違うから」という理由だそうだ、それだけの理由。ダメだ、チンピラだ。
しかも、自分を正当化することしか言わん。自分の先輩(上司)に絶対服従はかまわんが、他流の話は聞かんのか。自分はミュージシャンの誰それと友達だとか関係ないだろ今の話に。その人は俺も飲んだことあるし。とにかく生意気なチンピラめ。技術や知識以前に人として駄目だ。久々にマジでムカついた。。
 と、ここで目が覚めた。夢でした。
覚えてるうちに文章にしておこうと。
でもこういうこと、当時リアルに数回あったなあ。
クリニックなんてせっかく付けた印とズレてたりね。あれは意図的じゃなくて下手なんだってわかっちゃうけど。
※ピアス小説みたい、だね!